医療法人 慈誠会 山根病院

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痔疾患とは

」は便秘や下痢の繰り返し、誤った食生活、運動不足、ストレスなどの生活習慣が原因と考えられています。
すなわち、「痔」は「糖尿病」や「高血圧」などと同様、生活習慣病の1種なのです。最近では「痔は切らないでつきあっていくもの」という考え方が主流です。
日本人の3人に1人が「痔主」と言われますが、人知れず「」の痛みに悩みながら、病院に行くことをためらい、我慢している人はかなりの数にのぼると思われます。
また、女性でもを患っている方が多く、便秘や下痢、妊娠・出産、冷え性などが原因と言われています。

問題は「誤った情報や言い伝えにより、の治療に対する過剰な恐怖心を持たれている方がいまだに多くいる」という現実です。
「肛門科にいくとすぐに手術される」とか「痔の手術の痛みは想像を絶するほどに強烈」などと言われれば、どんなに今、に苦しめられていても、誰でも肛門科受診をためらってしまいます。
「こっそり治したい」気持ちから得体の知れぬ治療法をうけてしまい、その結果、切らずにすむを余計にこじらせてしまったり、直腸癌の発見が送れ手遅れの状態となりようやく病院を受診し、命までも縮めてしまう結果を招いてしまうこともあります。

自分の肛門を他人に見せることに恥ずかしさを感じるのは自然な人間心理です。当院では、その羞恥心に対する配慮を医師、看護師は怠ってはならないと考えています。
症状を悪化させてしまう前に、どうぞ、安心して受診してください。

病院に行ったからといっていきなり手術されることはありませんので、安心して受診してください。